紅葉が赤は二月花だ

枫叶红于二月花

life

無数の死という

主義」のために戦うのか?
資本主義でも共産主義でも、人が幸せになれさえすれば、どっちだけが正しいということもないし、どっちでもいいんじゃないか。
人が主義のために戦争して殺し合って一体何になる?
「宗教」のために戦争するのか?
人の普遍の幸せを願って、大昔の人が作り上げた教えが宗教。
幸せになる教えのために、なぜ人が戦争して不幸にならなきゃいけない?

国も主義も宗教も、全て人が幸せになるよう人が作ったもの。
人がそのために戦争して殺し合い、無数の死という最悪の不幸を招くのでは、国も主義も宗教もない方がいいくらい。
全く何の意味もないじゃないか。
一人ひとりどうしようもなく違うのが人間。
そんな人間の作る国も主義も宗教も、一つひとつどうしようもなく違って当然。
その違いのため人がいくら戦争して殺し合っても、違いが永遠に埋まることはない。
核戦争で人類が滅びない限り。
それに世界が自分と同じ人間だらけだったら全く面白くない。
人は一人ひとり違っているからこそ面白いし、国も主義も宗教も同じこと。
一つひとつどうしようもなく違ってるからこそ面白いし、独自の価値も出てくるんじゃ。

主義や宗教の違いを受け入れず、戦争して殺し合う何千年の歴史は、ここら辺でもうそろそろ終わりにしよう。
少し頭を冷やしてみれば、自分という人間の命より大切なものはないと、誰でも気づくはず。
日々笑い、喜び、泣き、悲しむ自分と同じように、日々泣き、悲しみ、笑い、喜んでいる命が、この世界には何十億もある。
だから自分の命が大切にされるためには、自分と違う命を滅ぼすのではなく、違ったまま理解していくしかない。
てぃーだイチオシ
< 2016年01>
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